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災害ボランティアコーディネーターの活動を中心に、日々の情景を切り取ってお知らせします。
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2008
08/29
Fri
21:22:24
Category【 ボランティア 】
去る8月16日、栃木県鹿沼市において、集中豪雨により高架下で軽乗用車が水没し、女性の方が無くなられた事故は記憶に新しいところです。
車中で亡くなられた女性は、必死に携帯電話で助けを求めていたそうですが、ドアも開かず、水嵩はどんどん増してくるし、恐怖でいっぱいだった事と思います。

昨日のニュースでも、世界的な異常気象のため、日本でも今後、このような集中豪雨が増加するだろうとの話がありました。
私たちにとっても、もはや人事ではないと痛感をしました。

そこで、水没していく車の中に取り残されたら、どうすれば脱出できるか、というおはなしをしたいと思います。

まず、ドアが開かなくなる原理について。
 水嵩が増してくると、ドアに水による力がかかるようになります(水圧、といいます)。この時、ドアの外と中では、当然ドアの外の方が水の高さは高いわけですが、ドア内外の水の高さの差が、そのままドアにかかる水圧の差となります。
この力が想像以上に大きく、大人が力いっぱいドアを押してもびくともしないくらい、水による力は大きいのです。


この状態でガラスを開ける事ができれば、ガラスを開けて、そこから車外へ出る事もできます。
しかし、最近の車はパワーウィンドウ。電気がストップすればガラスは開きません。力いっぱいガラスを押し下げることができれば良いのですが、ぴったりと締めていれば、指をかけることもできません。
ガラスを割る道具があれば、それを使うのも1つの手ですが、ガラスを開けると一気に水が入ってくる事もあるので、そこでパニックになると、脱出は難しくなりますから、落ち着いて、ね。

で、ガラスが開かないとなると、脱出手段はただ1つ。
完全に水没するのを待つのです。
「えー」という声が聞こえてきそうですが、考えてください。ドアが開かないのはドア内外の圧力差があるからで、ドアの内外とも完全に水に沈んでしまえば、圧力差はなくなり、ドアは簡単に開くようになります。
それに、完全に密閉された車というのは、案外沈まないもので、海などに落ちても5分程度は浮いているんだそうですよ。

ただし、そうは言っても穴は結構あるので、そこから水が浸入して空気は減るわ、恐怖との戦いになるわ、は必至です。
そうなる前に脱出方法があれば、それを試みられれば、それに越した事はないと思います。

ちなみに、この実験を実際に行い、その結果を公表しているサイトがあります。
水没車からの脱出実験

こっちの方が、より詳しく、しかもより整理された形で紹介されています。
しーっかり参項にしてみてください。

多分、こんな状況に陥ったら、恐怖でパニックになってしまいそうですが、まず落ち着く事が何よりも大切なんだとか。きっとバーニーには無理(汗)。


こんなちょっとした知識が命を救う事もあると思うんで、今日はこんなおはなしをしました。
最近、豪雨が多いですよね、お互い、充分に気をつけましょう。
水は本当に恐いです。

最後になりましたが、栃木の水没事故で亡くなられた方、及びご遺族の方に、心よりご冥福をお祈りいたします。
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