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災害ボランティアコーディネーターの活動を中心に、日々の情景を切り取ってお知らせします。
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2008
06/17
Tue
20:45:32
シリーズ第2回目です。いよいよ具体的な手法について紹介をしていきます。

その前に、前回お話しました『命のリレー』について、バーニー流解釈を少し。
リレーとは、受け取ったバトンを次の走者に確実に渡していくスポーツですが、これを命のリレーに当てはめると、
 ① 受け取るバトンは傷病者の命  → 『命のバトン』
 ② 最初の応急処置を行う人が、命のバトンを渡す相手は、救急隊員である
 ③ 救急隊員は、受け取った命のバトンを病院にいる医師に渡す
ということになると思います。

最初に命のバトンを受け取る事になる人(わたしたち)は、まず、次にバトンを渡す相手を確かめ、バトンを渡したい事を伝えなくてはなりません。これが119番通報です。
わたしたちは決して足の速い人たちばかりではありません。時にはペースダウンしたり、時にはつまづいたりもするでしょう。でも、大切なのは手にある命のバトンを救急隊員に渡す事。
この事に集中すれば、きっとオロオロしたりすることなく、落ち着いて事にあたれると信じています。
講習を受けてからずっと、この命のリレーについて考えていたんですが、この考え方って、実に的を得た考え方で、かつ、分かりやすい例えなんだなーって、改めて感心しました。
変な話ですが、この考え方が身につけば、きっと落ち着いて応急処置ができるようになると思えてきます。不思議ですが、安心できる考え方でもあるようです。

と、ちょっと余談をした後で、いよいよ本題。


シチュエーションは休日。あなたはスーパーへ買い物に来ています。このスーパーにはAEDが置いてあります。あなたの目の前で、人が突然倒れました。
さぁ、応急処置のスタートです。

① まず、あなたがする事は、あなた自身の身の安全を確保する事です。スーパーの中とはいえ、買い物客でごった返す屋内。カートを押しているお客さん、横の人と喋りなが近づいてくるお客さんなど、自分にぶつかるかもしれない人や物が結構あるはずです。必要ならばこれらの人たちを近づけないようにするなどして、まずは自分の安全を確かめましょう。
これが道路上だったら、車に轢かれて・・・なんてこともありますので、何はさておき安全確保、です。
それから、安全確保ができたら、マウスピースやビニール手袋などの感染防止用具の有無を確かめ、持っていれば用意します。これも、自分の安全確保の1つですでも、なくてもできる事はあるから、決してあきらめないで。

さて、自分の安全が確保できたら、傷病者に近づき、耳元で「大丈夫ですか!」などと呼びかけながら、傷病者の肩を軽くたたき、反応の有無を確かめます。
01_反応を確かめる
反応を確認します。

この時に、呼びかけに応じて目を開ける、何らかの返答、目的を持った動きなどがあれば「反応あり!」と判断し、傷病者の訴えを聞いて必要な応急手当を行います。

この時に「反応なし!」となった場合、次に進みましょう。


② 周囲に人が誰もいなければ、1人でこれからの事をしなければなりませんが、ここはスーパーの中。大勢の人が取り囲みながら、心配そうに見守っています。
そんな時はためらうことなく、周囲の人たちの協力を求めましょう。
だれか1人を指差し「あなたは119番通報をしてください」とお願いをします。
また、別の人に「あなたはAEDを持ってきてください」とお願いをしましょう。
2人以上の人がいれば、上記のように通報とAEDの依頼は、別々の人に頼んだほうが良いです。
周りに人が少なければ、最初に「人が倒れています。だれか来て下さい!」と大声で叫んで人集めをしましょう。恥かしがってはいけません。命のバトンを持っていると思って、勇気を出して大声を出しましょう。(講習の時でも、結構恥かしかったんですが、思い切って大声を出しました(笑)。)

もし、本当にあなた1人しかいない場合は、まずはじめに119番通報をしましょう。命のリレーで、バトンタッチをするべき走者を、まず呼んでおくのです。
その次に、AEDが近くにあれば、それを取りに行きましょう。
02_通報とAED依頼
119番通報とAEDの依頼をします


③ 目の前の傷病者はぐったりとしており、呼吸もしているかどうかわかりません。ここで行う事は「気道の確保」です。要するに、のどをまっすぐにして、呼吸をしやすくする、ことを行うのです。
これは、片手を額に当てて、もう一方の手の指先をあご先の骨のある硬い部分に当てて、あごを持ち上げながら額を下へ押すようにすると、喉がまっすぐになり、呼吸が通りやすくなります。
この方法を「頭部後屈あご先挙上法」といいます(別に名前は知らなくてもOKです)。
03_気道の確保
気道を確保します。

この時に注意する事は、あごへ指を当てる位置。あごの奥のほうは骨がなく、触ると柔らかいですが、ここを押してはいけません。自分で試していただくと分かりますが、あごが上がるどころか、息が苦しくなるはずです。必ずあご先端部の骨の部分に指を当てましょう。
また、バーニーの体験では、あまり力強くあごを上げたり額を押したりしなくても、ある程度の力で気道を確保することができます。力を入れすぎると、あごが上がりすぎて、かえって苦しそうになりますから、ほどほどにしましょう。目安は・・・喉と口がほぼ直線に並ぶくらいでしょうか?


まだまだ続きがありますが、今日はここまで。




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