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災害ボランティアコーディネーターの活動を中心に、日々の情景を切り取ってお知らせします。
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2008
09/05
Fri
12:30:00
Category【 AED 】
9月2日の中日新聞に『AED現場近く設置を』という記事が掲載されていました。
中日新聞をとってないバーニーは、Soohさんから教えて頂き、急ぎ新聞を調達して読みました。

内容は、一昨年、新潟県は糸魚川市の少年野球チーム所属の小学校4年生の男の子が、準備運動のランニング中に突然、急性心不全を起こし、心臓マッサージの甲斐なく死亡した、というものでした。

このような運動中の突然の心臓の不調は子供に多いらしく、以前にも紹介したかと思いますが、高校生でも胸にボールを受けた衝撃で心不全を起こし、死亡したというケースもあります。

心臓は、伸縮中の特定のタイミングで強い衝撃を受けると、いわゆる『細動(不整脈)』を起こす事があるのだそうで、特に胸骨が未発達な13~15歳の子供たちに多いのだとか。1997年からの統計では、全国で24件(2件/年 平均くらい)の報告があるそうです。

この少年が倒れた当時、現場から200メートルほど離れた場所にAEDが設置されていたそうですが、少年の母親を含め、普段から気を留めておらず、事故の後で、「AEDがあれば、助かったかもしれない」と考えるようになったそうです。
現在は、AED設置の普及に努められているそうです。

AEDは、購入すれば1台30万円前後ですが、リースすれば年間5~6万円程度の出費で済みます。
重量は2~3kg程度で、子供でも運搬できる重さです。バーニーも講習時に持ってみましたが、たいした重さを感じないくらい軽かったのを憶えています。
そのくらいですから、学校はもとより、少年野球チームでも携行するところが増えているそうです。


ところで、皆さんは、自分が良く行く場所の近くにAEDがあるかどうか、あるとすれば、どの位置に、どのような形で設置されているか、知っていますか?
バーニー自身、よく思うのですが、自分の居場所の近くのどこにAED設置場所があるのか、わからないときの方が圧倒的に多いと思うのです。

バーニーもよくお世話になる飯田市の社会福祉センターにもAEDは設置されていますが、建物内のどこに、どのような形で設置されているのかを知ったのは、実はごく最近の事でした。
ましてや、めったに行かないような所では、果たして近所にAEDがあるのかどうかさえわかりません。

行政でも、公費で設置したAEDについては把握しているものの、民間企業の設置状況については、情報保護の壁もあって、把握できないのが現実であると聞きました。

「あの時AEDがあれば助かったかも・・・」という事故を1件でも減らすためには、設置と情報開示の両方が欠かせないと思うのです。


バーニー自身、AED設置場所の情報開示ができるようにしたいと思っており、Soohさんに相談したりしています。
(Soohさん、いろいろとありがとうございます。この場をお借りして御礼申し上げます。今後もよろしくお願いします。)


1人1人の力は小さいけれど、みんなの力を持ち寄れば、きっと大きな力になります。
そんな気持ちで、AED設置場所の情報開示ができるように、力になれればと思っています。
その時は、皆さんのお力をお借りできればと思います。


最後に、今回取り上げさせていただいた皆様、並びにご遺族の皆様に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。



追伸:この記事を書いた後で、ネット検索していたら、全国のAED設置場所が検索できるページを見つけました。
その名も『AED設置場場所検索』というページです。
これは、財団法人日本救急医療財団という団体が管理しているページで、予め設置場所を登録すると、都道府県、住所、施設名、そしてカテゴリ(例えば医療施設とか公園とか)で検索できる仕組みのようです。
ちなみに、飯田市で全検索してみたら、20件の登録がありました。
公開されているデータはすべて、事前に了解を得たもののみのようで、このあたりは情報公開の難しさを感じるところです。
一覧形式で表示されるので、ちょっと見難さを感じましたが、興味のある方はぜひご覧になってみて下さい。

ほかにも、AEDマップを検索した結果が載っているページもありました。
AEDマップ関連サイト
バーニーも参考にしたいと思っています。
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タグ : AED

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2008
06/10
Tue
23:40:56
Category【 AED 】
前から話題のAED。今日、講習会に行ってきました。
講習会の正式な名称は「普通救命講習Ⅰ」。
行ってきたのは、飯田広域消防本部。

飯田広域消防本部
飯田広域消防本部 入り口でーす

会場に入ると、『たすけてちゃん人形(勝手に名前つけちゃいました)』と、夢にまで見たAEDが、赤い袋に入って置いてあるではありませんか。
いかにも「救命講習会」っていう雰囲気。俄然やる気になっちゃいました(笑)。
kaizyo_2.jpg
「たすけてちゃん人形」とAED

さて、講習は、①心肺蘇生法(人口呼吸とか胸骨圧迫とか)と ②AEDを用いた除細動(AEDの使い方) の2つを、1時間30分をかけて、実際の応急手当の手順に従って学ぶ、というものでした。

今日の受講生はバーニーを入れて6名。「たすけてちゃん人形」は2人(2体)あるので、1班3人づつ、2班に分かれて講習開始です。
始めに①の心肺蘇生法から。
生まれて初めて人口呼吸とか胸骨圧迫(俗に言う心臓マッサージか?)を体験しましたが、胸骨圧迫を2分半ほど続けるだけで、腕がだるーく感じるほどの疲労感が。
実際の救急の現場でも、1人2分で別の隊員と交代するんだとか。結構体力使いました。
これは、体験しないとわからんなー、と思わずナットク。

zitugi_1.jpg
胸骨圧迫の様子

続いて、いよいよ②のAEDの使い方。
AED(自動対外式除細動器)とは、心肺停止時に起こる心筋が不規則に震えている(細動という)状態に電気ショックを与えて、正常な心臓の動きを取り戻す(これを除細動という)ための機械を指します。
で、これの何がすごいかと言うと、機械の電源を入れてパッドを体に貼り付けると、機械が自動的に電気ショックの要否を判断し、それを使っている人に必要な指示を与える、というところ。

講習で使ったのは本物じゃなくて、訓練用のトレーナーだそうですが、実際の電気ショックこそないものの、電源を入れるなり「パッドを貼り付けてください」とか、「電気ショックが必要です」とか、音声で指示してくれるところは本物と同じだそうで、実際に使ってみた印象は、機械の指示どおり体を動かせば、知識や経験がなくても電気ショックができちゃった、というお手軽さに尽きると思います。
事実、AEDトレーナーを使っていた時のバーニーの頭の中は殆ど真っ白け。
何をどうすればよいかなんてことは全然整理がつかず、ただただ機械の言うがままに体が動き、気付いたら電気ショックのボタンに指が行っていた・・・という状態だったのですから。

AED.jpg
AEDトレーナーです(本物もこんな風だそうです。「1」の右が電源ボタン、「3」の右が電気ショックボタン)

AED_torituke.jpg
AEDとパッドを貼り付けた状態

とにかく、何の知識も経験も要らない、と言うのは本当でした。
でも、やっぱり使うに当たっては知っていたほうがよい事やコツなどがありました。
これらは日を改めて詳しくご紹介するつもりですが、これほど簡単に電気ショックを与えられるとは・・・
目からウロコ状態の1時間30分はあっという間に過ぎたのでした。
書きたい事がたくさんあって、またシリーズ化します宣言です(笑)。


今日の最後に、一番印象に残ったことを。
講師の方は、講義を通じて命の尊さ、重さ、大切さを訴えていた、そんな印象の強くする講義でした。
きっと、実際の現場で様々な体験をされてこられたんだろうと思います。そんな人だけが持つ、非常に説得力のある講義でした。
「講習を受けるだけでも、実際に直面したときに、勇気をもって臨める」とは、講師の方の言葉です。
これを読んでいる皆さんにもぜひ機会があれば講習に参加してほしい、と思います。


飯田広域消防本部の職員の方々、講師の先生、夜遅くまでありがとうございました。
2008
05/10
Sat
18:20:31
Category【 AED 】
いよいよ本格的なお話に入っていきたいと思います。
AEDシリーズ第1回目は『心室細動とAED』について。

そもそも、どんな時に、このAEDなる装置が必要なのかを一言でいうと、心室細動が起きたとき、ということになるんだそうです。

そもそも、心室細動とは何か。
それは、心臓が痙攣を起こしたような状態になり、正常に血液を送る役目を果たさなくなった、致死性不整脈の1つで、国内での心臓突然死の中で特に多いのが、この心室細動によるものなのだとか。
この心室細動に効果的な唯一の治療が、除細動器(AEDを含む)を使って電気ショックを与えてやることなのだそうです。
この電気ショックによって、痙攣していた心臓が、元通りの鼓動に戻る、という訳なんですね。
01_img09.gif

これが、電気ショックによって正常な状態に戻った心電図の模式図です。
(画像をクリックすると拡大するよ)


では、心室細動であれば、どんな場合でも成功するかというと、必ずしもそうでもないようです。
というのは、心臓が正常に機能しなくなると言うことは、全身に血液が行き渡らなくなる、と言うことでもあるわけで、大事な大事な脳細胞がどんどん死んでしまって・・・と言うことにもなるのです。
そう、成功するかどうかは、心室細動が始まってからの時間にかかってくるのです。

電気ショックの成功率は、1分を経過するごとに7~10%づつ低下すると言われています。
すると、心室細動が始まってから10分が経過すると、成功率はほぼ0%になってしまう訳で、救急車の到着を待っていると、あっという間に10分が過ぎちゃった、なんて事が起こるわけです。

02_img02.gif


特に、脳障害を起こさずに救命するためには心臓停止後5分以内での電気ショックが必要と言われています。
が、そんなに短時間で救急車が来る訳もなく、かといって身近に救急救命士がいる訳でもなく、といったケースが圧倒的に多いはずです。

そんな時に、誰でも簡単に電気ショックを与えることのできる装置、これがAED(Automated External Defibrillator:自動対外式除細動器)なのです。
大切なのは、上記の「誰でも」というトコロ。
この装置は、医学・医療の知識や経験の全くない人でも簡単に取り扱えるように工夫が凝らされたスグレモノ、なのです。

使い方はとっても簡単。
ます、装置の電源を入れ、患者に電極パッドを貼り付けます。
電極パッドの貼り付け位置は、AEDに書いてありますので、そのとおりにすれば良いのですが、右前胸部(鎖骨のすぐ下)と、左側胸部の2箇所です。
電極パッドを貼り付けると、AEDが自動的に患者の心臓の状態をチェックし、電気ショックが必要か否かを判断します。
後は、AEDがしゃべってくれる(本当だそうです)ので、その指示に従って操作すればOKなんだそうです。

これで、心臓がお仕事を再開した頃には、きっと救急車が到着するでしょうから、後は隊員にお任せすれば、貴重な命が救われる、かもしれないのです。

あなたのちょっとした勇気が、1人の命を救うかもしれないAED。最近は設置個所も増え、目にする事も多くなってきた事と思います。
バーニーが良く行く某金融機関でも、従業員とお客様の双方から見える場所にこれが設置されました。多少のお値段はしますが、最近はレンタルもあるのだとか。
設置のご検討、いかがですか?


~現在、バーニー自身がAED操作講習や救急救命の講習など、長野県内又は近隣の県で、しかも土日開催予定のもの(ワガママか?)を探しています。どなたか情報をお持ちの方は、ご紹介をいただければ幸いです。受講した暁には、絶対体験記をかきますよー。~
2008
05/07
Wed
23:37:23
AEDのこと(序章)
Category【 AED 】
先日、Soohさんから、AEDについて深ーく教えて、というコメントをいただき、バーニーも興味あるテーマだったので、AEDについてご紹介をしていきたいと思います。

さて、今回はさわりの部分。

実は、バーニーの住む長野県飯田市にある高等学校で起こった実際の話。

2005年に高校1年の野球部員男子(当時15歳)が、練習試合で胸に打球を受け、「心臓振とう」を起こしたそうです。幸い一命は取りとめたものの、今も後遺症が残っており、介助がなければ日常生活を送ることができない状態だそうです。
この原因が引率教員の救命処置が遅れたためとして、男子とその両親が、長野県を相手に損害賠償を求める訴えを地裁飯田支部に起こしたそうです。

 訴状によれば、2005年6月に名古屋市内の高校で行った練習試合で、守備についた男子は打球を胸部中央やや右寄りに受けて倒れたそうです。
その際に脈を打っていなかったため、同校の生徒が心臓マッサージをし、その後に到着した救急隊員が除細動を実施し、心拍が戻ったとの事。しかし、野球では球が当たることやそれによる心臓振とうは予測できたのに、引率教員は自動体外式除細動器(AED)を持ち運ばず、救命処置が遅れたと主張し、代理人は「胸に打球を受けて倒れた場合、心臓振とうとみて、引率者が人工呼吸や心臓マッサージなどをすべきだったのにこれをせず、安全配慮義務を怠った」としコメントしているそうです。

最近、公共施設などでAEDを設置しているのを見かけるようになりました。バーニー自身、何度か目にしていますし、皆さんもどこかでご覧になったことがあるかと思います。

しかし、どのような時に、どのように、使用したら良いか、知識や経験のある方は意外と少ないのではないでしょうか。

先に紹介の事例も、きっと、引率教員にAEDを使うと言う意識がなかったのでは?と思います。

聞けば、遠征先の高校にはAEDが設置されていたのに、使い方のわかる人が誰もいなかったのだとか。


こういうところって、日本は遅れてる、って思うのはバーニーだけでしょうか。
何も学校の授業で教えたり・・・とは言いませんが、万が一の事態は、私たちの身近に常に存在しているわけでして、そういった時に、適切な応急処置等が施されれば助かるはずの命が失われてしまう・・・こういう事故は、バーニーはとても辛いです。

で、せめて、このブログを読んで下さっている方だけでも、AEDについての知識を知ってほしいと思い、また、バーニー自身もこれを通じていろいろと知りたくて、センター紹介とは別にシリーズ化したいと思っています。

いずれ(今年中)、バーニーも講習を受けたいなーと思ってますので、その時は講習の報告ができると思います。

ネタを集めながらのシリーズ、断続的になりそうですが、平にご容赦を。

皆さんと一緒にAEDについて知識を深めましょう。

ではまた、次回をお楽しみに。
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