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災害ボランティアコーディネーターの活動を中心に、日々の情景を切り取ってお知らせします。
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2008
05/23
Fri
21:56:09
ご無沙汰してましたが、災害ボランティアセンターのご紹介 その4です。

今回は『マッチング係』。といっても、理想の相手を探す訳ではないので、念のため(オヤジネタ?)。

ここでいうマッチングとは、ボランティアさんと、仕事との出会い、すなわちマッチングのこと。
といってもピンとこないと思うので、も少し詳しく。

被災者は、センターに仕事を依頼・要請します。一方、各地から来てくれたボランティアさんは、仕事を待っています。
そこで、要請を受けた仕事を、ボランティアさんに依頼するのが、このマッチング係です。

簡単に言うとこんな係ですが、いろいろと苦労もあるんです。

まず、仕事中に事故などが起きないように、事細かに注意事項を説明するんですが、地震による被災地では、赤紙を貼ってある家屋へ入らないようにするとか以外にも、ボランティアとしての姿勢(食事の用意は自分でするとか、トイレの問題とか、ゴミの処理とか)についてもきちんと説明し、守ってもらうようにします。

また、バーニーみたいに途中で体調不良を起こす人もいるかも知れないので、必ず複数で活動するようにして、責任者を決めてもらい、責任者には連絡先(センターの電話番号)を伝えます。

更に、センターの活動時間に合わせて、活動時間を決めて、戻ってきたら報告書を書いてもらう、など
など、説明は多岐にわたります。

でも、常時仕事の要請があるわけではなく、ボランティアさんを待たせることもあります。そんな時に、状況を説明したり、先に述べた注意事項を説明したりと、結構大変な係です。

で、結局ずーっと喋っているために、中には声が枯れてしまう担当の方もいるくらいで、カラオケよりずーっとハードです(笑)。


喋る以外にも、仕事の内容や行き先など、必要な地図や書類を渡したり、(地図や書類は、その(3)のニーズ係が用意します)次の『送出係』へと誘導したりと、ボランティアさんにずーっと接している係であると言えます。ですから、結構気苦労の多い係でもある、と言えます。

バーニーの経験では、余震が続いたため、避難勧告の解除がなかなか出ず、その間、殆ど活動が出来なかった、なんてこともありました。危険と判断されることは、ボランティアさんにはお願いできないですから。


訓練だとだいたい、ニーズ係か、このマッチング係を仰せつかる事が多く、どうやら、他の人たちも、結構難易度の高い係だ、と思ってるみたいです。
こんな係ばかり仰せつかるバーニーですが、『オレは初心者なんだぞー』って言ってみたいんですが・・・多分通用しないでしょうね(泣)。
でも、毎回新たな発見や気付きがあって、ホントに勉強になります。唯一残念なのが、毎度の反省を次回に活かせないこと・・・です。
次の訓練(予定は未定です)も頑張るぞー。

おしまい
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2008
05/05
Mon
15:33:40
今回は『ニーズ係』。といっても名前からは何をするのか解りにくいですよねー。
で、これから説明します。

災害時、センターへは様々な内容のボランティア派遣要請の電話がかかってきます。これを受け、派遣するための準備をするのが、このニーズ係です。

ニーズ係は大きく、 ① 電話受付班  ② 地図班  の2つに分かれます。

まず、電話受付班。
これは、文字通り、派遣要請の電話応対をする判です。
電話応対と言っても、これがなかなか難しくて、特に方言が聞き取れないんですよね。
で、この班は地元の方が担当すると、とってもスムーズになるという、ちょっと特別な班。

電話を受けたら、専用の受付用紙にその内容を書き留めます。
これは、「ボランティア受付票」といって、依頼者の住所、氏名、電話番号から依頼内容まで、かなり細かな内容が記載できるようになっているものです。
(後日様式をアップしますね)

一口に、書き留めると言っても、電話で話をしながら必要な事柄を聞き出して書取る訳ですから、それほど簡単じゃないんだ、これが。
バーニーも訓練でたびたびこの係を担当しましたが、どーしても聞き取り漏れがあるんだよ。
相当注意しても、聞いてないことがあったりして、後からお叱りを受けるわけです、ハイ。
でも、住所と名前、電話番号だけは忘れたことないよ、エヘン。

お次の地図班は、派遣先がどこの家なのか、センターからどう行けばいいのか、を、先の依頼書を元に住宅地図で調べて、ルートと行き先をマーキングする担当。
で、マークされた地図は依頼書と一緒にして次の係へと回します。
この地図班も、地元通の必要な班で、なかなか土地感のない人には大変な仕事です。

ニーズ係ってこんな仕事をしてます。

次回は『ボランティア係』。
だんだんボランティアセンターらしくなってきたかな?
ってなわけで、おしまい。
2008
05/04
Sun
22:05:04
予告どおり、今回は『総務係』のご説明。

総務、と聞くと、お勤めの方などは、どんな印象を持たれるでしょう。
何でも屋、事務方、怖ーい存在!?なんて印象でしょうか?

災害ボランティアセンターでの総務係は、
 ① 庶務会計班
 ② 物資班
 ③ 情報班
 ④ 災対本部連携班
の4つの班に分かれています。これとは別に、本部長と副本部長がいます。
では、それぞれの役割を見ていくことにしましょう。

① 庶務会計班
   ・寄付金の受付
   ・センター内備品の手配
   ・ボランティア保険事故への対応
   ・ボランティア保険名簿提出
が、主な業務とされています。

まず、寄付金ですが、災害時には募金活動による資金集めが重要になります。その募金の振込先を用意し、そこに集まる募金の管理をします。なんか、経理みたいですね~。

続いて、センター内備品の手配。
現在はコピー機、FAX、電話(携帯を含む)、PC、プリンタなどなど必要な機材はたくさんあります。
その他、紙、テープ、糊、はさみ、筆記具、ガムテープなどの事務用品も欠かせません。
これらの備品・消耗品を用意するのも、総務係の仕事です。

3つ目のボランティア保険に関しては、以前お話したとおりですが、取りまとめや事故時の対応などが求められます。


② 物資班
   ・救援物資の受付
   ・センター内備品の手配
 が主な業務です。

救援物資の受付とは、全国から被災地へ、個人・企業を問わずに、様々な救援物資が届けられます。
食料品、飲料水、着物、布団、オムツetc.
これらの物資を受け入れ、在庫を管理し、必要な被災者へすぐに提供できるようにするのが、この班の主要な仕事です。
あと、センター内備品の手配は、庶務会計班と連携しながら進めることになります。


③ 情報班
   ・情報収集、ホームページ掲載(最近はブログも増えてます)
   ・電話数、受付数、活動件数、必要物資などの情報収集と取り纏め

文字通り、様々な情報を収集し、その情報を整理し発信する班です。
情報収集といっても、様々な情報を考えられるありとあらゆる方法(但し安全な方法)で収集することに努めます。
例えば、避難場所や通行止めの道路、非難解除の時期、患者を受け入れている病院、食料の確保状況やライフラインの復旧状況などなど、実に多くの情報をかき集め、それを整理して、みんなにわかりやすいように掲示したり周知したりといった仕事をします。
また、この班では、災害ボランティアセンターのHPやブログの作成・管理も行っています。
被災地以外の方に、被災地の状況をお知らせする手段として、今やインターネットは欠かせない存在なので、その情報発信も行います。

他には、センターの活動状況をまとめます。これはブログ等で情報の1つとして発信するためです。

かつて、バーニーが十日町市の災害ボランティアセンターでお世話になった時に配属されたのが、この情報班でした。実際にはこれ以外にも書類を作ったりしてましたけど・・・。


④ 災対本部連携班
   ・災害対策本部との連携

ここは、災害対策本部と連絡を取り合い、非難解除の時期の確認のほか、危険個所の確認、センターでは応じられない危険度の高い依頼の応援など、互いの情報の共有が中心となります。


なんだか、会社の総務経理とやってることが似てるような気がしませんか?

実際には、センターの一番奥に陣取ることが多く、中々、何をやっているのかが解りにくい係だとは思いますが、ここがしっかりしていないと、他の係が思うように機能しなかったり、センターの運営に支障が出たりします。ですから、他の係や機関などとの連携・情報共有が重要となります。
このことは実戦で何度も痛感し、訓練でも同様の思いを抱くことが多々あります。

中でも情報の共有は一番重要な事柄だとバーニーは感じています。
1にぎりの人だけが情報を持っていても、何の役にも立ちません。そこにいるスタッフ全員が同じ情報を持つ事で、初めてその情報も活きてくる、そんな光景を何度も見ました。
これを極力避け、より良いセンターを作るために、スタッフは毎日ミーティングを欠かしません。
どんな小さな情報も共有し、活動を反省し、明日の活動に、全員で活かしていく、そんな姿勢が現在のセンターにはあるように思えます。

これを読んでいるアナタ、もし、間違って?総務係に配属になったら、ここんところをキチンと抑えておきましょう。
また、パソコンの扱いにもある程度慣れておきましょう。
というのは、最近はメモに鉛筆、ではなく、パソコンとプリンタ、が主流だからです。

今日はこれくらいでおしまい。
今度は『ニーズ係』だ。
なんのこっちゃ?というアナタ、次をお楽しみに。
2008
05/03
Sat
22:49:56
さて、お待たせしました、災害ボランティアセンターの中身ご紹介第1段。

今回はどんな組織になっているか、どんな係がいるのか、をご紹介します。
これから紹介するのはバーニーの住む長野県の社会福祉協議会作成の『災害ボランティアセンター立ち上げ訓練ワークブック』を元にしています。


まず、センターの運営組織について。

組織図

(長野県 災害ボランティアセンター立ち上げ訓練ワークブックより)


基本的には、この図のように、
 ・総務部
 ・ニーズ係
 ・ボランティア係
 ・マッチング係
 ・送出し・迎え入れ係

の5つから構成されています。
名前だけでは「なんのこっちゃ?」と思う係もあると思いますが、それはおいおいご紹介。
そして、この5つの係の上に、本部長、副本部長など、偉い方がいらっしゃるのです。
この偉い方々はもちろん、社会福祉協議会の幹部の方々。職員は主に総務係に所属をします。

で、バーニーのようなコーディネーターは、各係の長となることが多いのです。
(もちろん、総務係になるコーディネーターもいます)

また、一昨年の夏、長野県岡谷市を中心に発生した大規模水害の際には、本部とは別に、現場近くにサテライトセンターを設置して活動を行いました。
このサテライトセンターの運営も、社協の職員を頭に、コーディネーターが運営支援に当たることが多いのです。

これらの係はそれぞれ単独で行動する訳ではなく、相互に連携しあって運営に当たっています。
例えば、被災地の状況や行政からの通達など必要な情報が総務係から各係へ伝達され、それぞれの係はこの情報を元に行動します。
また、各係で必要な書類の整備などは総務係へ申し出て、作成・改良など行うなど、センターの運営には、相互の協力と情報の共有が欠かせない要素となります。

センターの組織は、被災地での運営を考慮し、必要最小限のものとしながら、十分に機能するような配慮がなされています。
それは、各係に割り振られた役割を知ればわかっていただけると思います(これはおいおいご紹介ね)。


では、次回はかつてバーニーも経験した『総務部』のご紹介です。
お楽しみに。
2008
04/27
Sun
22:10:11
バーニーの住む長野県飯田市は、毎年3月頃、社会福祉協議会、日赤、地元の青年会議所、NPO法人やボランティアサークルなどが集まって、「災害ボランティア交流研究集会」と称する講習会を開催しています。

この集会では、長野県の社会福祉協議会から担当の方に来て頂いて、災害ボランティアセンターの立ち上げ訓練を行ったり、実際に活動されている専門家を招いての公演を聴いたりといった内容が中心で、ほぼ1日かけて研修を行います。
参加をはじめてはや4年になりますが、毎年微妙に内容に変化があるので、なかなかタメになります。

ちなみに今年は、何かの都合なのか、午後の半日だけ、ボランティアセンター立ち上げ訓練と福祉避難所の設置訓練の2本立てでした。

ホントは、福祉避難所の設置訓練の方に参加したかったんですが、県社協の担当者から、「災害ボランティアセンター立ち上げ訓練のほうに出てくほしいんだけど」との依頼。
その担当氏とは、十日町市で災害ボランティアを経験して以来の仲。素直に「うん、わかった。」と言ってしまいました。

ちなみに、この友人氏と一緒に訓練を行う場合、必ず役割まで指定されてしまいます。それも決まって、最も難しいと思われる部門に配属されるのです(泣)。
これは訓練の中で、友人氏だけでは、すべての内容に関する詳細な説明を行う事が難しいため、バーニーがその手伝いをする、という事なのです。

今回もご多分に漏れず、被災者からの電話受付という、最も難しく、かつ、他から最もクレームを喰らう係を仰せつかってしまいました。
これって、一見すると簡単そうに見えるんですが、被災者からのボランティア派遣などの要請について、その内容や場所、建物等の状況など事細かに聞き取って、それを正確に次の係へ伝達しなければならず、これが案外難しいですよ。

しかも、同じ係には、未経験の日赤のおばさんばかり・・・。毎回「どうしよう」と考え込むのでした。

で、今回は、配布されたマニュアルの読みあわせと補足説明を始めに行い、その後に注意点を説明し、必要な書類をコピーしてもらって、という段取りで進めてみました。
ここまでは順調です。
さて、いよいよ訓練開始。実際に電話がかかってきます。といっても、社協の方がかけて来るので、あくまでシミュレーションの世界です。

始めはバーニーが電話を受けました。実はバーニー、昔接客業の経験がありまして、それなりの言葉遣いは心得ているつもり(自画自賛だー)。それを参考にしてもらおうと言う作戦でした。

ところが、今回は敵もさるもの。今までの訓練なら「家の中を片付けてほしい」とか、「ゴミ出しを手伝って」とか、割とオーソドックスで、かつ、初めての人でも「受けていいんだな」とわかる内容の電話がかかってくるのですが、今回は何故か、「人工透析に行きたいんだけど、車を出してくれないか」とか、「ペットの犬を預かってほしい」とか、判断に困る内容ばかり。

例えば、車を出す場合は、ルートが確保されていることが条件になりますし、ペットを預かる事については、センターの衛生面や立地条件などにより、その可否が判断されます。
そのために、センターのスタッフには予め、このような判断材料となる情報が知らされ、同じ情報が共有できていると言う前提が必要だと思うのですが、何せ訓練ですから、そんな時間的余裕もありません。

で、仕方がないので「あそこにいる総務って所へ行って聴いてみてください」と、電話応対をするおばさんを片っ端から行かせたのです。

これがいけなかった。後で総務スタッフから「電話応対係は、その度に総務まで聞きに来てばかり。自分たちで判断できないのか。」と苦言を頂くハメになりました。


ここからはバーニーの感想。

確かに、総務側としては、その度に聞きに来る電話係なんていらない、と思うでしょう。実際、バーニーも「少しやりすぎたかな?」と反省した位です。
でも、こちらは、実際には被災者と直に接する部門な訳でして、やはり、何とかしてあげてあげたいと思い、また、一刻も早く対応してあげたい、と思うわけです。

ただ、センターとして受けても良いか否かの判断には、それなりの情報が必要な訳でして、特にサラリーマンとして事務方をやっているバーニーにとっては、必要な情報のやり取り・確認・周知などは日常茶飯事なんで、特にそう感じたのかもしれません。
また、十日町市でも、やはり、必要な情報が思うように集まらず、インターネットやら人に聞くやらをしながら必要な情報を集めていったという実態があり、それを思い出させる訓練でした。

次回からは、災害ボランティアセンターの中身をご紹介していきましょう。
どんな係があって、どんな役割を担当して、どんな事をするのか、などなど。
ご期待あれ。
2008
04/26
Sat
22:29:37
さて、災害ボランティアになるには、なんてお題を掲げてしまいましたが、ぶっちゃけ、被災地に設置された災害ボランティアセンターに行って「災害ボランティアしたいです。」と言えば、誰でも災害ボランティアになれちゃうのです。

かくいうバーニーだって、最初はそうでした(今でもそうですが・・・)。

これを読んで、「よし、行ってやろう」と思ったあなた、ちょっとお待ちなさい。
少なくとも被災地へ行くわけですから、事前調査なるものはしっかりとやってくださいね。
まずは、災害ボランティアセンターの場所。今は、たいていの災害ボランティアセンターでブログやHPを立ち上げますので、それを見て確認。
次に、被災地までのルート。通行止めはないか、公共交通機関は動いているか、など。
それから、寝る場所の確保だって重要ですよ。
心地よい季節だったら車内泊もできるけど、暑いとき、寒いときは車じゃあ大変。
安いビジネスホテルを予約しておくのも手ですよ。

これくらいの情報は前もって入手すべし。

でもって、後は行動あるのみ。

食べ物、飲み物を買ってきて、着るものを用意して、荷造りして、さぁ、被災地へしゅっぱーつ。
ボランティアですから、食べ物・飲み物は自分で用意すべし。アウトドア嗜好の人なら、食材と調理器具を持っていくって方法もあるし、カップラーメンを箱で持っていくのもありです。

で、現地に着くと、センターの窓口で『登録』ってのをします。これは、必ず毎日するんだけど、万が一ボランティアの身に何かあったとき、迅速に対応ができるように、今日はだれが、何人来てるか、センターのほうで管理するためなんです。
めんどくさいなんて言わないで。名簿に住所や名前などを書き込むだけで、登録完了!

これであなたも立派な災害ボランティアです。


でも、これだけは忘れないで。
災害ボランティアは、被災者の支援をするために行くって事。
最近は、被災地泥棒や、被災者に迷惑をかけるような行為をするボランティアの話が絶えません。
どうか、そんなことのないように心してください。

それと、被災地の方々は、多かれ少なかれ心に傷を負っています。
無邪気にはしゃぎまわらないように、くれぐれも落ち着いた対応を、ね。

実際に行ってみると、決して大人ばかり来ている訳ではないんですよ。
地元の学生さんや親子連れ、お年よりなどなど、年齢、性別関係なくボランティアをやっています。
みんなに共通しているのは「被災地をなんとかしたい」という思い。
これさえあれば、あなたも明日から災害ボランティア!

2008
04/20
Sun
19:57:38
あなたの身に、突然大災害が降りかかってきたと想像してみてください。
被災直後はマスコミも連日被害状況を報道し、各地から多くの災害ボランティアがやってきて、いろんな手助けをしてくれます。
ところが、日が経つにつれ、だんだんと災害ボランティアの数が減り、遂にはボランティアセンターも閉鎖に・・・。
まだ、完全復興には程遠い状態で、残されたのは地元の人だけ。

これを「ひっど~い」と思わないでくださいね。

実は、災害ボランティアが忘れてはいけない事に「被災者自立を促し、そのための手助けをする」というのがあるのです。

どんなに大規模な災害であろうと、最後まで復興を行えるのは、実は被災者自身しかいないのです。そのために、1日も早く自立し、被災者同士の助け合いで復興を遂げられる様、援助するのが、災害ボランティアのもう1つの面なのです。

だからといって、最後まで手助けしちゃいけない、訳ではなく、電話が復旧すれば、離れていても知り合った被災者を励ますことが出来ますし、道路や鉄道などのインフラが機能をはじめれば、必要な物資を送ってあげることもできるし、時々会いに行くこともできます。

この話は、災害ボランティア関係者の間でも比較的最近になって言われるようになった気がします。
中越地震の頃はそうでもなかったような気がしますが、昨年の中越沖地震では、被災者自立に関して、より明確化したのを実感しました。


災害ボランティアというのは、被災者が1日も早く安定した生活をおくれるようにするために援助をする事と、被災者が1日も早く自立して復興するための援助をする事、という2面性を持っています。

実際に活動を行う上では、この2つの面のさじ加減がなかなか難しく、個々のボランティアでは判断しにくい訳です。
その判断をし、社会福祉協議会(以後「社協」とします)の職員などと一緒に方向性を考え、示すのが災害ボランティアコーディネーターであると、バーニーは考えています。これがボランティアと社協との橋渡しであると思っています。

実は、バーニー自身、ここまでの経験はないため、今回は、講習等で聞いた事の受け売りになってしまいました。

おしまい。

2008
04/19
Sat
21:45:14
自分の思いを人に伝えたいとき、皆さんならどうしますか。
人は、行動することで、自分の思いを具現化する、バーニーはそう思ってます。
どこかで災害が発生し、人々が被災したとき、「力になってあげたい」という思いの具現化の1つが、災害ボランティアへの参加であると思います。

尤も、被災地から遠く離れている、仕事や家の事で現地まで行けない人たちもたくさんいるでしょう。
能登半島地震の時は、バーニーもそうでした。
そんな人は、募金への協力や、ブログへの書き込みなどで、自分の思いを具現化することができるでしょう。

バーニーの根っこにあるのは「災害で、年齢・性別・人種等関係なく、大勢の人々の命が奪われ、生活が崩壊することの不条理が許せない」のです。
これを「不条理」と言って良いかどうかはわかりませんが、少なくともバーニーは不条理だと思っています。
そんな中でも生活するためには、お互いの人々の相互協力以外にありません。
それが、「何でもいいから協力したい」という思いへと変わり、具体的な行動へと姿を変える、そんな風にして災害ボランティアへの参加が始まるのではないでしょうか。
実際、災害ボランティアに参加する人たちの多くは、専門的な知識も経験もない、地元の人達なのです。自分たちの住む地域が被災し、大勢の人々が困窮している中、「自分も復興のために何かできるのではないか」といって参加する、そんな人達がたくさんいます。

災害ボランティアになるのに、特別な資格も経験も必要ありません。とはいえ、最近は、看護士や保母などの有資格者は、専門知識を活かしたボランティア活動を行うケースも増えているようです。
しかし、これらの活動は全体の中では決して数多くあるものではありません。
被災者の多くの方は、何らかの形で心に傷を負うケースが多く、特に高齢者は寂しさと恐ろしさでストレスが溜まっていく事が多いものです。そんな人達の話し相手になってあげる、小さい子供の遊び相手になってあげる、なんてボランティアの需要も数多くあるのです。
屋内の片付けや泥の掻き出しなど、力仕事的イメージの強い災害ボランティアですが、決してそれだけではありません。もし、興味のある方は、講習などで雰囲気をつかんでみてはいかがでしょう。


注:バーニーは決して災害を肯定しているわけではありません。本来、災害ボランティアなるものが不要な社会であればどんなに良いでしょう。しかし、万が一不幸にして災害に巻き込まれても、悲しみに暮れる人が1人でも少なくなるように、明るい笑顔が戻るようにと、心から願っています。

2008
04/15
Tue
03:36:07
バーニーがなんで、災害ボランティアコーディネーターの認定を受けたか、というと、おせっかい焼きで野次馬根性があって・・・というのもあるんですが、きっかけは、あの阪神大震災だったんです。

当時、家族の友人が神戸に住んでおり、震災から暫く連絡が取れない状態が続いていました。
当然家族は心配の毎日でした。そんな時、ボランティアを兼ねて神戸入りしてくれたのが、大阪に住むバーニーの親戚でした。
おかげで、家族の友人とも連絡が取れ、無事であることが判明しました。
そんな折、その親戚から「神戸を見にこないか」とのお誘いがあり、我ながら「不謹慎」と思いつつも、
神戸へと足を運びました。
バーニーの都合もあり、わずか30分ほどの神戸滞在でしたが、道路はめちゃくちゃ、建物はめちゃくちゃ。猛烈なショックと、興味本位で行ってしまった事に大変な罪悪感を感じました。
同時に「自分には、何もできないのか、何か役にたてないのか」という思いがこみあげ、その思いは
バーニーの中でずーっとくすぶっていました。

それから月日が経って、平成16年10月23日、新潟県で中越地震が起きました。
バーニーの住む地域にも、揺れが伝わってきました。翌日には、被害の酷さがマスコを通じて聞こえてきます。
もう、いてもたってもいられませんでした。
何の知識も経験もないまま、新潟県の社会福祉協議会へ連絡をとり、災害ボランティアとして現地入りしたい旨を伝えると「十日町市がボランティアセンターを立ち上げています。」との説明。
すぐに十日町市へ行き(といっても、車で半日くらいはかかりましたが)、ボランティアセンターを見つけると「ボランティアをやらせてください!」。

これがバーニーの裏の顔のはじまりでした。
これからの体験談は、また後日に。


-被災された方々に、バーニーは決して冗談などで書いているわけではありませんが、万が一、不快な思いなどをされましたら、心よりお詫び申し上げます。-
2008
04/08
Tue
19:58:16
みなさん、はじめまして。
わたくしバーニーは、災害ボランティアコーディネーターなる認定を持っています。
といっても、これを生業としているわけではなく、普段はサラリーマンをやっています。いわば、バーニーの「裏の顔」でしょうか。

災害ボランティアコーディネーターといっても、ご存知でない方もたくさんいらっしゃると思います。
また、災害大国 日本 に住みながらも、災害への備えのない方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
バーニーは豊富な知識も経験もありません。でも、このブログを通じて、1人でも多くの方に、関心を持っていただけたら・・・そんな思いでブログをはじめました。

少しづつではありますが、バーニーの経験談や皆さんとの対話など、綴っていきたいと思います。
ときどき、趣味の話が入るかもしれませんが、ひいきめに見てやってください。

どうか、ごひいきに。
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