災害ボランティアコーディネーターの活動を中心に、日々の情景を切り取ってお知らせします。
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Category【 新潟県中越地震 】
新潟県中越地震は、2004年(平成16年)10月23日(土)午後5時56分に新潟県中越地方を震源として発生したM6.8、震源の深さ13kmの直下型の地震です。
1回目の地震の後も数日にわたって余震が続き、10月23日には震度4以上の余震が20回観測されたそうです。 バーニーも現地で数回、大きな余震に見舞われ、柱の亀裂が目に飛び込んできたときの、何ともいえない怖さを思い出します。 建物崩壊やショック死、エコノミークラス症候群などで、最終的には67人の方が亡くなられ、4,800人以上の方々が怪我を負われました。 亡くなられた方の中には、土砂崩れに巻き込まれた、あのご家族も含まれています。 全壊の建物428棟を含め、合計1万831棟が損壊しました。 避難者は一時10万人を超え、被災後1週間後も7万6600人もの方が避難生活を余儀なくされました。 その後、仮設住宅が建設され、続々と被災者が入居しましたが、最後の方は、昨年末まで仮設住宅で生活していたなど、みなさんも記憶に新しいと思います。 この地震では、上越新幹線で新幹線史上初の脱線を経験し、また、関越自動車道や北陸自動車道も各地で寸断・通行止めとなり、物資搬入を困難なものにしました。 集落では、古志郡山古志村(現 長岡市)、小千谷市など、各地で孤立し、自衛隊などによる必死の救出作業が行われました。 電気、ガス、水道などのライフラインも広範囲で使用できなくなり、復旧は難航し、被災者は不自由な生活を強いられるなど、昨年の中越沖地震とほぼ同等の、大災害であったのです。 そんな状況の中、バーニーは現地へ向かったのです(続く)。 -参考資料:新潟日報社 特別報道写真集「新潟県中越地震」- |
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