災害ボランティアコーディネーターの活動を中心に、日々の情景を切り取ってお知らせします。
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Category【 新潟県中越地震 】
さて、ここからは、バーニーの体験談。
新潟県社会福祉協議会の紹介で向かった十日町市ボランティアセンターへ着いてみると、中には4名ほどのスタッフと、長テーブルが数本だけ。 唖然としながら聞いてみると「今日立ち上げたばかりだから、とりあえず登録だけして、明日また来てください。」との事。 バーニーが現地入りしたのが地震の翌々日だから、センターも整ってなかったのだ。 で、近くの高校のグラウンドへ車を入れ、被災者の邪魔にならないよう、隅っこのほうへ駐車して、 車内で宿泊。 ![]() 当日は雨。地面がどろどろの中、車を止めて、車中泊でした。 中には、軽トラックの荷台を簡易台所にして夕食を作る被災者も。 翌朝、再びセンターへ。登録は昨日のうちに済ませてあるので、朝からちょい仕事を少々。 で、午後になって、「総務やってください」とのスタッフからのお達し。 「え、総務・・・。」実はバーニーは総務マン。会社でも総務部に所属していたのだ。 まさか、被災地の、それも、ボランティアセンターで総務とは・・・。 因縁めいたものを感じた瞬間でした。 ![]() 十日町市ボランティアセンターです とはいえ、総務は慣れたもの。必要な情報を収集しては、周知の貼り紙をつくるわ、業務に必要な書類を作るわ、スタッフの名刺や名札を印刷するわ、ネットワークを構築するわ、普段と何ら変わることのない作業にもかかわらず、思わず「オイラのようなボランティア素人にもできることってあるんだわ!!」と嬉しくなったのであります。 余談ですが、当時バーニーが作成した書類の様式は、その後多くの方の手により改良され、当時よりはるかに良いものへと変身を遂げ、さまざまな被災地で活躍しているようです。 災害ボランティアセンターの中心となっているのは、地元の社会福祉協議会の方。毎晩10時過ぎまで残った仕事の片づけやら、翌日の用意やらに追われていました。 そんな中、スタッフの1人が「どうせ家に帰っても、壁は亀裂が入っていて怖いし、家具も倒れていて、とても生活できる状態じゃないんだよねぇ。」という話をしてくれたのです。 その人は、普段とても明るく振舞っていて、とても、そんな思いを抱いているようには見えなかったのですが、その時に初めて、被災した人たちの本当の姿を見たような気がしました。 被災者であるスタッフが、それでも懸命に頑張っている姿に返す言葉がありませんでした。その背中が「1日も早く復興するんだ!」と物語っていました。 (続く) |
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